海老蔵が父怒らせた「ツボ」 指摘された「人間修行」とは

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「人間修業というものが足りないからこういう結果を招いた。その点、当人の責任は重大だなと思う」

   はしご酒をしたあげく暴行を受け、顔に大けがをした歌舞伎俳優の市川海老蔵(32)。父親の市川團十郎が11月25日(2010年)夜記者会見し、まだ独身時代の放蕩癖が残る息子をきつく叱った。

会見キャンセル、なのにはしご酒

   海老蔵は11月24日23時ごろ、東京・西麻布で歌舞伎関係の知人と飲食。そこで止めておけばよかったのに、この後1人で約4時間にわたり店を変えながら酒を。

   その間、数人のグループの知り合い、一緒に酒を飲んでいるうちにトラブルになり、そのうちの1人からいきなり殴られたという。

   海老蔵はそのまま帰宅し、妻の麻央が110番通報した。現在、海老蔵は病院で治療を受けているが、左ほお骨陥没、前歯が折れ、左目内出血、頭にも傷を負っているという。

   もともと海老蔵は11月25日に、『初春花形歌舞伎』の舞台制作発表会見が予定されていたのを体調不良を理由にキャンセル。24日は自宅で療養中のはずだった。

   記者会見でまず父親の団十郎が叱ったのもこの点だった。「突然に殴られたのなら災難だ。ただ、お前は出かけてはいけない日に出かけた。記者会見をキャンセルし、そのうえで夜出かけたことは大変失礼な行動だったと思う」。

   続けて団十郎は「人間修業というものが足りないからこういう結果を招いた…」とも。

   また、海老蔵が11月30日から京都・南座で始まる顔見世興行に出演する予定になっているのに触れて団十郎が次のようなコメントを……

「一方的に暴行を受けたと私は確信しているが、やはりこういう状態になるということは当人のいろんな態度とか言動とかが原因になっている可能性があり、個人の気持ちとすると責任の上から出るべきではないと思ってはおります。今はまだ結論は出ていませんが……」

   新婚ホヤホヤ1年もたっていないのに、相変わらずの息子の放蕩癖に怒っているということか。

   スタジオでは、会見を取材した奥平邦彦が「長男が一方的に暴行を受けたとしたら、(父親は)もっと憤慨し、怒りを出してもいいと思うのですが、会見では平静を保っていましたね」と、団十郎の印象を語っていた。

文   モンブラン
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