昨日13日の法廷で、押尾学被告の一部始終を見てきたという岸本哲也リポーターがスタジオでイラストとともに報告会を行った。
それによると、被告が質問に答える様子、また「わかりません」などと即答する有り様から、周到な準備、想定問答などの研鑽を積んできた様子がうかがえた。だが、検察側の厳しい質問に険しい表情になり、声のトーンを上げ、荒々しく「闘う姿勢むきだし」になる場面もあったそうな。
「平身低頭」
一方、「裁判員に対しては平身低頭」だったという。裁判員入場の折りにはその場の全員が立って一礼するが、誰もが頭を上げたあとも、被告ひとりが裁判員に頭を下げ続けていた。裁判員には、検察に対するのとはまるで違う丁寧な受け答えで、「ときには『ハイ、ハイ』と猫なで声も使う」。
なお、裁判員がこうした被告の態度をどう受け止めか、どう見えたかなどは語られなかった。
文
ボンド柳生