電話攻勢に直接訪問「民主代表戦」で両陣営「最後のお願い」

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   明日14日(2010年9月)の民主党代表選まで残るは今日(13日)一日だけとなった。

   民主党の地方議員、党員・サポーターに郵便投票は11日で締め切られた。残るは国会議員で、30~50票あるという態度を決めかねている議員をどう取り込むか。今のところ菅首相がやや有利というのだが……

いまだ態度決まらない議員

   番組では、先週末から12日にかけて選挙区へ里帰りした態度未定の議員に対するり両陣営の「奇策」を取り上げた。

   「奇策」と言ってもやることは同じ。この段階では電話による説得攻勢か直接会って説得するしかない。

   ある議員のところには、菅陣営の9人の閣僚議員からの電話が入れ替わり立ち替わりかかってきたという。しかも閣僚自ら里帰り議員の地元へ足を運ぶ姿も。

   一方、閣僚のいない分小沢陣営の奇策は「組織力」で対抗とか。

   小沢支持の議員たちが11日日、東京駅前に集結し「頑張ろう、頑張ろう!!」と気勢をあげ、やはり里帰りしている態度未定議員の地元へ向け散っていった。

   それにしてもこの段階でどちらを支持するか態度がいまだに決まらないというのも優柔不断すぎないか。それとも別に思惑でも??

菅氏有利の報道も「まだ分からない」

   この頼りない議員の説得をどちらが多く取り込むかだが、日本テレビ調べでは国会議員票はそれぞれが360ポイントを固めており、地方議員、党員・サポーター票でやや有利と見られる菅が、全体でも僅かに有利という。

   しかし、コラムニストの勝谷誠彦は「週末、地方を回って来たけど、直接肌で感じた数字はこれとは違う。菅さんが有利だとマスコミは思いたいのだろうが、まだどちらに勝負がつくか分からない」という。

   一方、テリー伊藤は「菅さんが有利のような気がするが…」と前置きして、次のような話を。

「尖閣諸島で日本の巡視船と中国の漁船がぶつかった問題で、中国は日本の大使を夜中に呼びつけた。これは、今後どうやって中国と接していくのか、日本の根幹にかかわる大きな問題だ。小沢さんも、菅さんもこの問題を昨日(12日)しゃべって欲しかった」

   確かに両候補とも代表選で絶叫してきたことは、抽象論ばかり。どちらが首相として相応しいか、「あっちはこれがダメ、こっちはあれがダメ…」(タレントの三船美佳)で判断しにくい。テリーの言うように具体論で言ってほしい。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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