お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎が、10日に死去した人気劇作家で直木賞作家のつかこうへいとの思い出を2010年7月13日のブログに綴っている。
つかは2年前、芝居経験のなかった矢部を「幕末純情伝」の土方歳三役に抜擢した。つかはいつも笑顔で「芝居楽しいだろ」と矢部に話しかけてくれ、矢部は舞台や稽古が「幸せな時間」だったと振り返る。
8月には「新蒲田行進曲」に出演する予定だった。つかは「矢部さんのヤス(新蒲田行進曲の登場人物)は面白くなるぞ」と期待し、矢部は「とにかくそれに応えたいと思っていた」だけに、残念でならない。「また、つか先生とお芝居がしたい」とブログを締めくくった。