鳩山迷走を予言していた1年前の民主代表選

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<1年前のワイドショー通信簿>去年(2009年)の5月16日には、民主党の代表選挙が行われていた。当時の鳩山由紀夫幹事長、岡田克也副幹事長の一騎打ちだったが、「勝った方が次の首相」なんていわれても、有権者の多くは半信半疑。ワイドショーだってそうだった。

   TBS系の「朝ズバ!」は「『鳩山vs岡田vs麻生』街頭調査の勝者は……」と、完全に人気投票レベルだし、テレビ朝日系の「スーパーモーニング」も「民主代表選は『愛vs幸せ』?」と首相としての資質や政策をチェックする番組にはなっていない。「とくダネタ!」(フジ系)は司会の小倉智昭が「もっと時間をかければ、テレビも取り上げたし」と白けていた。

   なにしろ、代表選とはいっても、西松建設疑惑で小沢一郎代表が辞任したのを受けてのものだから、民主党内もとにかく「だれかに決めればいい」というムード。詰めた政策論争のないまま代表が決まり、衆院選向けにマニフェストが作られ、アッと驚く圧勝で、本当に鳩山代表が首相になってしまった。1年前のドタバタ代表選が、その後の「ガソリン暫定税率」「郵政問題」「普天間」「こども手当」「高速道路料金」など、迷走と混乱のスタートだった。(テレビウォッチ編集部)

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