<テレビウォッチ>番組の扱いはけっこう大きいが、コメンテイターからの言われようでは、散々な感じの平沼・与謝野新党。なにかと言えば「みんなの党」が引き合いに出され、その引き立て役の趣を醸している。
「インパクトが…」
「渡辺(喜美)さんは自民党が与党のときに離党した。失うものがあり、インパクトがあった。野党になってからの離党では国民に訴えるものが少ない」(金井辰樹・東京新聞政治部デスク)
「みんなの党は、まだなにやってくれるかもしれないという期待が持てる。(平沼新党は)もうひとつ期待が持てない」(高木美也子・日大教授)
「二大政党制が来たと思ったら、自民党は崩れはじめてきた感じ」と司会のみのもんた。
「国民はどうしたらいいんですか? (自民党の代わりに)みんなの党ですか?」などと、今日(4月6日)はなにかにつけ、みんなの党に言及し、その「躍進」ぶりを強調した。
少々不自然にも映ったが、みのが以前、自民党時代の渡辺の行政改革などを「応援する」姿勢を打ち出していたことを考えれば、さほど不思議な話でもなさそうだ。
文
ボンド柳生