<テレビウォッチ> 公の場で話すのは「別に……」以来約2年半ぶり。テレビCM発表式で解禁された元エリカ様こと沢尻エリカは、あざといくらいおしとやかに変身していた。一方で、メディアにつきつけた6箇条の要求については「撤回しません(キリリッ)」と強い口ぶりを見せる一面も。
感性と努力
この相反をどう配分していかに取り上げるか、各メディアの対応はかなり別れたようだ。スポーツ紙などではあくまで「6箇条」にこだわる向きが少なくない。今日(3月17日)のスッキリ!!に関して言えば、時間配分からしても、そこにはさほど執着していなかったようだ。
メインコメンテイターのテリー伊藤は「(沢尻は)圧倒的な存在感ですよね」と会見を振り返り、「彼女の持ってるすごいファッションセンスや感性」をほめあげる。モー娘やらAKBやら、等身大のアイドルとは「全然違う」。しかも、CM撮影の際には自分から意見を言ったり、2年間コンピューターを勉強したりして、すごく努力している。
「こういう女優さんってのは、海外にはじつはいっぱいいますよ」とテリー。「こういう」がなにを指すのかいまひとつ不明だったが、テリーによれば、日本人はそういう女優を評価する。しかし、それが「日本人だと受け入れない」傾向があるんだそうである。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト