タレントの優木まおみが2010年3月3日のブログで、仕事の悩みを書いている。
この日は「モノマネ特番」の収録に参加した。優木がしたモノマネは「正直いって、お世辞にも似てたとは言えないでき」と肩を落とす。練習では似ていると思っていただけに、相当落ち込んだらしい。周囲は「モノマネのプロじゃないんだからしょうがないよ」と励ましてくれるが、本人はさらに考え込んでしまった。
「じゃあ私はなんのプロなのだろうか?」
「プロとしての責任を果たしている仕事あるだろうか?」
同じようなことは芝居をやっても、歌を歌っても、キャスターをしても、モデルをしても、ついてまわることだ。いずれも「プロじゃないから」という言い訳のままに、過ぎ去っていくのが不安なのだ。
「このまま言い訳を続けていたら私はいつまでも自分の『プロ』を見つけられずに、なんとなく、タレントでーす!とかごまかしながら仕事を続けてしまうのではないかと」
モノマネの一件から話はずいぶん飛躍してしまったけれど、優木はちょうど前日、30歳になったばかり。そのせいで、どうも考え込んでしまったようだ。ともあれ、今は目の前の仕事を大事にして、自分の「プロ」を探して努力したいと意欲を見せる。そしてこれが、30代の目標なのである。<テレビウォッチ>