西武・雄星が明かした メジャー断念涙の意外な理由

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   <テレビウォッチ>宮崎・南郷でキャンプ中の西武ドラフト1位のルーキー、菊池雄星(18)に『2軍落ちの危機?』。

小倉が宮崎へ

   そんなスポーツ紙の報道にキャスター小倉が昨日(2月18日)の番組のあと、宮崎に飛んで雄星にインタビュー、「今日はいろいろ教えられました」が感想だった。

   今朝の番組でそのインタビューの中身を。

小倉 「5日間ぐらいブルペンに入らなかったのは、自分の意思で投げないようにしたの?」
雄星 「フォームがまとまらなくて調子が落ちた時期だったので工藤投手のアドバイスを受け、1回休んだ。昨日、1昨日すごく良くなっている」

で、一安心したところで小倉が、昨2009年10月25日のメジャー行き断念の記者会見で見せた涙のワケを。

「高校1年生のとき注目されたが、2年の時にはスカウトも報道陣も誰も来なかった。そんなどん底のなかでメジャー球団の1人のスカウトが毎試合、毎試合きてくれて、『絶対良くなるから』『キミは大丈夫だよ』と言ってくれた。会見の最後にその人の表情が脳裏に浮かんで、本当に申しわけない気持ちでグッとくるものがあった」

通信講座の資格も

   続けてこんなことも……

「優しいという字は『人』に『憂』と書くじゃないですか、調子がいい時は誰も来なくていい。どん底の時とか、勝てない時に一緒にいてくれ、支えてくれることが本当の優しさだと思っている」

   また小倉が、東北福祉大の通信講座の資格をとったことに触れ、「なんでプロ1年目にそんなことするの?」には次のような模範解答を。

「野球選手は病気やケガの事故で体がダメになることもある。将来そうなったら先生になりたい。だから遊びのためにおカネを使うんじゃなくて自分のために使いたい」

   さらに小倉によると、こんな雄星的な『教訓』話も……

「疑問があればすぐ先輩たちに話を聞きます。ただ、聞いた話をそのままはやりません。誰かの言うことをそのまま聞いてしまったら、空車のタクシーの後ろに待っている空車のタクシーみたいなものじゃないですか」

で、スタジオで小倉が「実にマトを射ているんですね~この青年は…」と脱帽。

   どんな西武のエースに育っていくのか……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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