<テレビウォッチ>日テレの「イルカデルカ」。久本雅美司会の特別番組でときどきやっている。今回は年始の2時間枠であった。こんな人たちがいるか、テレビに出るか、といった所から題名を取っているようだ。
司会はほかに千原ジュニアと眞鍋かをり。ゲストは高田純次やインパルス、東貴博、辺見えみりら。森本レオのナレーションもなかなか良かった。
それにしても久本雅美は毎日のようにテレビに出ている。昼も夜もだ。どうだろう、いい加減茶の間も辟易してこないものだろうか。ほかに人材はいないんですか、との疑問も沸いてくる。
とはいえ司会ぶりは3人の中で最も司会っぽい。無難にこなすし、盛り上げようともっていくのはうまい。人気が長持ちする理由を分析すると、フリ上手な所に秘訣があるのではないか。いいタイミングで誰に話をフルか、の勘がいい。フル相手を間違えないセンスの良さは確かにある。
ネタの方は、124回見合いしたオジサンとか40歳差カップル、11回だか離婚した男性、3億の宝くじを当てたけどあっという間に手持ち2000万円ぐらいになった人などが登場した。それなりに面白い話もあったけど、特別に新鮮味がある訳でもなかった。これで2時間はつらい。バラエティというかクイズというか番組の性格もどうもしっくりこなかった。素人参加型のドキュメンタリー風バラエティとでもいうのだろうが、何とも寒々しい印象しか残らなかった。
どこまでも 続けられるか マチャミ節