<1年前のワイドショー通信簿>2008年12月18日、俳優加勢大周の覚せい剤・麻薬所持事件の判決公判が東京地裁であった。判決は懲役2年6か月、執行猶予3年だった。
「芸能界にいたら大麻にまみれる? 加勢大周のせいで『濡れ衣』だ」(とくダネ、08年12月19日)が取り上げた。
とくダネ通信簿は、司会の小倉智昭の怒りを紹介した。小倉は「そんなに芸能界はひどいところかと思われるのもシャクだ、こいつのおかげで」「芸能界にいたら、覚せい剤、大麻の汚れにまみれると思われたら大きな間違い」と話した。
翌09年。酒井法子夫妻や押尾学の薬物事件が大きな関心を呼び、12月に入ってからも歌手詩音が麻薬取締法違反(使用・所持)の疑いで逮捕された。芸能界は薬物に甘い体質を持っているのではないか――それは「大きな間違い」なのだろうか。
(テレビウォッチ編集部)