<テレビウォッチ>絶食・黙秘中の市橋達也容疑者(30)=英国人女性の死体遺棄容疑で逮捕=が11月24日、とうとう昼食をペロッと平らげた。
14日間の絶食の後、一転して何故食べるようになったか、番組が取り上げた。
昼食に出されたのは、主食が豚肉の野菜炒め。そのメニューを見ると、400円前後のコンビニ弁当で我慢を強いられる(?)昨今のサラリーマンには驚きのご馳走メニュー。
この昼食メニューも蓮舫必殺仕分け人に仕分けしてもらいたいぐらいだ。
参考までにその中身を。まず、メーンであるブタ肉野菜炒めの中身。ブタ肉に玉ねぎ、にら、人参、もやしをコショウと塩で炒めたもの。 次に副食として、大根サラダ、高野豆腐、厚焼き玉子、大根の漬け物、さつま芋と昆布の旨煮と多彩な献立。それにライスが付く。
「今日は食べるゾ!」と注文した特別メニューでもなさそうだし、美味そうな献立につい箸が出たのかどうか??
これまでも、無類の肉好きという市橋容疑者が箸を突きそうなメンチカツ、ハンバーグ、サバの照焼き、ハムカツ,エビフライ……が出されていた。
では、なぜ心機一転食べるようになったのか。
元警視庁捜査1課長の田宮榮一は「何かきっかけになるような言葉が捜査員からあったのではないですか」と推測する。
一方、千葉県警と千葉地検は昨日、昼食を終えた市橋容疑者に、医務官が常駐する千葉拘置所に身柄を移す話をした。その際、市橋容疑者は拒む様子を見せたという。
元東京地検検事で弁護士の若狭勝はこの点を重視して……
「今までと違う所に移されると、やはり不安になる。それで移されたくないために食事をとったとも考えられる」と。
では、今後の市橋容疑者については??
田宮は「黙秘もやめ、話し始めると思う」と話す。これに対し若狭は「今後、継続して食事をとるとなると、彼の心に何らかの変化が生じていることが見て取れる」という。
直線コースを差すか逃げ切るか?? まるで競馬の予想みたいで、ご馳走メニューも加わってアホらしくなってくるが……
内科医のおおたわ史絵も「供述を粛々とするのが彼の義務であって、1人の幼い人間のわがままに付き合わねばならない警察もたまったものではない。食べるなら食べる。食べないなら食べないでいい」と、バッサリ斬って捨てた。