<テレビウォッチ>小沢一郎・民主党幹事長のやり方に、みのもんたが激しく噛みついた。小沢幹事長は、行政刷新会議の事業仕分けチームに新人議員14人が選ばれたことにクレームをつけた。
「(選ばれた)プロセスも全く党側が知らないうちに進んでいる」「(チームが)何をするのかよくわからない」「僕だって(議員を)40年やって、分厚い予算書を見て、これが何のやつだ、いいとか、悪いとか、簡単にできる問題ではない」と幹事長は言う。
これに対して、みのは個人的に異論があるとして、以下のように発言した――40年やっている小沢さんにとっては新人かもしれないけれど、その新人議員を選んだのは国民だ。事業仕分けチームの約半数に1年生が選出されたのは素晴らしいこと。事業仕分けは徹底的にやるべきだ。しがらみの多い国会議員にはできないこと。小沢さんは、こんな分厚いの、オレだって読んだことねぇよ、というけど、アンタ40年やって不勉強なんだと思う――そして「小沢さんとじっくりお話をしたい」とまで述べた。
みのの勢いに押されるかのように2人のコメンテーターも、「1年生だからできないという考え方はおかしい」(杉尾秀哉TBS解説委員室長)、「地方自治体の事業仕分けには市民が参加している」(道あゆみ弁護士)と、側面から支援した。
強面幹事長は、ギネス登録MCの挑発に乗るか、それとも無視するのか。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト