<テレビウォッチ> 採用倍率3000倍とも言われている女子アナウンサー。今、もっとも上手い女子アナは一体誰なのか? NHK放送研修センターの専門委員がバラエティ番組の企画で、その3人を選んだ。
女子アナの「お初」は誰だったの?
テレビ朝日系情報バラエティ番組「シルシルミシル」の人気コーナー「ミルミルオハツ」では、ものごとの『はじめて』を調査する。そして、2009年10月14日放送時に取り上げられたテーマが、「女子アナのお初」だった。
番組によると、「女子アナのお初」は1925年、東京放送局(現NHKラジオ)アナウンサーだった翠川秋子さんと判明した。当時のラジオ局長が、「家庭的にニュースを読むのは女性の方がいい」という理由からの大抜擢だった。しかも、翠川さんは当時、雑誌編集者だったそうだ。声が素敵と評判で、放送局には一目見ようと多くの人が駆けつけたとか。
一方、テレビ初の「女子アナ」は1953年、後藤美代子さんだった。NHK開局と同時に入社して、35年間活躍した。今はNHK放送研修センターの専門委員として、若手の育成に力を注いでいるそうだ。
さて、そんな後藤さんに「民放の現役女子アナで上手いなと思うのは誰か」と質問したところ、次の3人を挙げた。
竹内香苗アナ(TBS)
武内絵美アナ(テレ朝)
西尾由佳理アナ(日テレ)
その理由について、後藤さんによれば、「(この3人は)声が落ち着いていて、聞きやすいアナウンス」とのことだった。