<テレビウォッチ>まだ続く自民党のしっちゃかめっちゃか。きょう(7月1日)の毎日新聞は、「東国原氏入閣で調整」という記事を一面トップで出した。地方分権改革担当で考えているという。お祭り男のみのもんたもさすがに、「人気投票じゃないんだからぁ」。
当の毎日の与良正男は、「選挙の顔にということでしょう。先週来、新聞、テレビで話題にしたから、効果あると。でも、ホントに効果あったのかしら。疑問に思ってる人も沢山いる」
川戸恵子も「東国原氏が、知事会のマニフェストをやってくれといってるんだから、それについて議論すべき」
みのが「毎日の5面に出ている。分権の中身がないじゃないのって」
柴田秀一は、「大臣は国会議員でなくてもなれるけど、ものすごいオーソドックスな人ですよ」
与良は「無理ですよ。知事辞めないと。それに、もう1つの条件、総裁にというのがあるから」
ところで麻生首相はきのう、党役員人事について「前から考えていた」といいだした。その前日には「考えていない」と言ってたのに。
きのうの役員連絡会では口論になったらしい。で、細田幹事長は「(人事は)うかがってない」。笹川総務会長は、「聞いてないといってるだろう」と記者を怒鳴る一幕もあった。
与良は、「いま代えるということは、(現職に)あんたダメよということでしょ。そんなことに世の中どれだけ関心あるか。ボクら仕事で追ってますけど空しいですよ。選挙対策がみえみえなんだから」
みのは、「われわれはこういう政治をやるよというのを、出さないといけない」
柴田が「投票にいきたくなくなるのを避けないと」
「まさか、それを狙ってる訳じゃないだろうが……」と与良。「あさって解散すればいいんですよ。あるいはこの日にやりますといえば、一気に動き出す。このままぐずぐずが1番いけない」
みのが「解散してから、マニフェスト?」
「このままだと、そうなりますよ」と与良。
「朝ズバッ」が街へ出て、この騒ぎでの自民党のイメージを聞いた。
「お粗末」35、「情けない」30、「見ていられない」18、「仕方ない」「ひどい」が各11、「恥ずかしい」10で、「頼もしい」「良くやっている」「力強い」はゼロだった。
ところで、「総裁候補者」の書いた本の中では、麻生首相がトップだという。3月にあったネットの「まつり」の効果か、21万部(朝日新聞)。
また、全国の知事、政令都市の長の2008年の所得番付のトップは、東国原知事だった(日経新聞)。
「テレビ出演が多いからね」とみのがいう。しかし、テレビの露出度で政治が決められてはたまらない。