今回のグルメガイドは「オーガニックごはん」特集。エコ・ロハスなど昨今話題のキーワードに見合ったお店が紹介される中、この欄でも「『純菜食主義』のデザートって? 食事もびっくりボリューム感」(2009年4月23日)で取り上げた、あの「マクロビオティック」を楽しめる更なるお店が登場しました。しかも今回のお店は、LA発の逆輸入『マクロビ』! リポーターは、谷ちあきと渡辺志穂。
え、ハンバーガーだよ?
場所は、東京メトロ六本木一丁目駅(東京・六本木)3番出口から徒歩5分、新緑に囲まれたオープンテラスと黄色い屋根が目印の「M Cafe de Chaya(エムカフェ ド チャヤ) アークヒルズアネックス店」。ショーケースに並ぶ色鮮やかなデリは、まるで海外のお洒落なカフェのような趣です。
ここでひとまず「マクロビオティック」についておさらい。「マクロビオティック」とは、日本生まれの玄米を主食にした健康や長寿を考える食事法のことで、肉・卵・乳製品などを使用しないのが特徴。カラダに気遣う人々の間で、広く受け入れられているのだとか。
この『マクロビ』、ともすれば非常にストイックな食生活になりそうですが、「M Cafe de Chaya」では、マクロビの基本はそのままにハーブやスパイス、シーフードも加えてカジュアルに愉しめる「コンテンポラリー・マクロビオティック・クイジーヌ」を提案。2005年、LAで1号店をだしたところ、彩り豊かでしっかりした味付けのマクロビメニューが大ヒット! そこで是非日本の方にも食べて欲しいと、2008年9月にオープンさせたのがこの「アークヒルズアネックス店」なのだそうです。
さて。このカリフォルニアスタイルのマクロビフード、リポーターの渡辺志穂はLAで1番人気というハンバーガー「ビックマクロ(1470円)」にかぶりついて……
渡辺「え、ハンバーガーだよ? 食感がほんとにお肉みたい!」「ほんとにこれ、(マクロビオティック料理だと)言われなかったら分からない。」
と、卵・乳製品・お肉・白砂糖は一切つかっていないという事実に、改めて感嘆。
ハンバーグは、マクロビオティック料理の定番素材であるお豆腐に、玄米・ひじき・オートミールなどを加えたもの。トマト・レタス・たまねぎなどの野菜と一緒にパンにはさんであります。「ビックマクロ」というだけあって、かなりボリューミーな一品。でも、カロリーは普通のハンバーガーの3分の2くらいなのだそう。
そして、カロリーがどうしても気になるスイーツも「M Cafe de Chaya」の手にかかれば卵・乳製品・白砂糖不使用。もちろん低カロリー。生クリームのかわりに豆腐のホイップをつかった「苺のショートケーキ(546円)」はなんと200kcalに抑えられているのだそうです。気になるそのお味も、
渡辺「確かに、食べたらほんのり豆乳の香りがするんだけど、でもね言われないと分からない。」