<テレビウォッチ>板橋の資産家夫婦放火殺人事件では、犯人探しもさることながら、被害者の「資産家(生活)ぶり」がフィーチュアされている。
昨日(5月26日)の番組では、自分の土地だけを歩いて板橋(の自宅)から池袋の駅まで行ける「超資産家」との情報が紹介されたが、本日も番組の独自取材なのか、他のメディアのものか、いまひとつ判然としない多種多様なエピソードが流れた。
家には「千両箱」があり、そこに「3000万円入れようとしたが、さすがに入らなかった」などと被害者(夫)が語った(らしい)話、1000万円の毛皮を買った等々。なかには、クレジットカードやケータイを持ってなかった、など「超資産家」との結びつきが不明なものも。
と、そこで「(ケータイがないと)仕事できないじゃないか、と思う方もいるかもしれません」と解説する笠井信輔アナ。つまりは、ケータイがないのは、仕事しなくても大丈夫な金持ちの証だったのである。
80ほどの物件の賃料収入のほかに、夫はほとんど仕事はしていなかった。ただ、初対面の人に名刺交換を求められると、いつも「名刺はいま切らしている」と言って、仕事をしてないことを伏せていたという。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト