<テレビウォッチ>愛知県蟹江町の自宅内で、会社員の女性と次男が殺害され、3男が怪我を負った事件は番組内で次第に存在感を増し、本日(5月13日)はついにトップニュースに昇格した。
大村正樹リポーターは「非常に不自然」「謎めいている」と繰り返す。とにかくリポーターの言葉にも、なぞ、ナゾ、謎(という単語)が極端に増えている。
約15時間も現場に滞在し、食事を取ったようなフシがあったり、3人を襲った凶器が異なったりするのも不思議だ。3男に言ったという「やること」とは何なのか。警察が屋内で目撃した不審な男はどこに行ったのか――。
3男の言動が一部報道で不自然な取り上げ方をされ、犯人と疑われた3男や親族は傷ついている――と大村は言いつつ、「あらためて考えると、2人が早い段階で殺害されたのに3男はなぜ生存していたのか、謎であります」と話を戻す。「犯人の目的は何だったのかも、謎めいているんですね」
「ボクね、いろいろ推理をすると……」と安楽椅子の小倉智昭キャスター。曰く、犯人は和室の殺害現場を見たくない一方で、リビングに居たかったので、そこの血をぬぐったりしたのではないか。「ただ、どうやっても(犯人の)目的はわからない」と、さすがの千里眼メイ探偵も思案顔であった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト