お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎は、ファミレスで漢字検定の勉強をしていた。2009年1月27日のブログから。
ノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンは飛行機や電車の雑音を消すので、音楽を聴かずにヘッドホンをしているだけでも読書や作業に集中することができる。
一方、人の声の周波数帯は危険防止のためカットしないようになっている。400字詰めの原稿用紙に漢字の書き取りの練習をしていたら、隣でお茶をしていた若い女性の声が聞こえてきた。
「あのひと超必死に、お経書いてるよ」
「すごいね、修行だ。修行だ」
実際には四字熟語の練習をしていたが、漢字をたくさん書いていたので誤解されてしまったようだ。さらに、「ごりえきあるかも、ごりえき」と聞こえてきた。矢部は「それは御利益(ごりやく)です」と心の中で突っ込み、
「もう人間の声もキャンセルしてしまってもかまわないのではないでしょうか」
ともらしている。