フジの「サキヨミLIVE」。スタート直後の山本モナ不倫騒動で、出ばなをくじかれた形となったが、「後任」の大島由香里アナが大健闘してると思う。伊藤利尋アナも無難にテンポよく話を進めている。番組全体としてテンポが良いと思う。ウエンツ瑛士も出ている。
「先を読む」とタイトルにもある通り、予想の世界の話なのである意味無責任にああだこうだ、と言っている。予想だから当たらなくてもいい訳だ。そこにいかがわしさを感じる人もいるかもしれないが、野次馬根性を発揮する場として、こういう番組はあっていい。
この間見たときは、ゴルフの石川遼に09年の抱負をきくインタビューや、引退がかかった朝青龍の今後、渡辺喜美元大臣を軸にした政局話、オリンピックの東京誘致がうまくいきそう、というような話題を取り上げていた。石川インタビューは、さわやかで好感をもてた。
こうして話題をいろいろ散らすとワイドショー的寄せ集めに見えなくもない。変にバランスを取ろうとせず、面白い話に集中的に時間を割いた方がいいのではないか。どの話題もいまひとつ踏み込み不足だという気がする。テンポはあるんだけど、コクがない、といったところか。「先読み」という予想が持ついかがわしさをもっと大事にして、エスカレートさせてもいいのではないか。へそ曲がりな視点も大切だ。
大島アナは明るいし、必要なところはしゃべるけど、妙なでしゃばりはしないというバランスがとても良い。結果論だけど、山本モナだったらちょっとくどいというか、キャラが濃すぎたかも。
サキヨミは はずれた方が おもしろい