<テレビウォッチ> 「もう終わりだ」「引退だ」と、あれだけいわれた朝青龍が破竹の(?)8連勝で、いってたご当人たちもついに謝った。国技館でも、「憎たらしいほど強い」「たいしたもんだ」「安美錦を応援してたけど、(朝青龍は)生で見ると強い」
「朝青龍はもう終わり」といっていたのは、相撲ジャーナリストの中沢潔。きのう(1月18日)あらためて聞くと、「全くの予想はずれ。不明を恥じるしかない。対戦した力士は、必死の心が横綱にとうてい及ばなかった」という。
もう一人がやくみつる。「1勝2敗で3日目に引退」といっていたのだが、「おみそれしました。よもや中日まで無傷とは。いままで相撲の何をみてきたんでしょうね」と完敗だ。「土俵に対する気持ちが失われていたと思ってた。事業も展開してるらしいし、心ここにあらずと」。
しかし、「優勝したら?」との問いには、「さすがにそこまでは譲れない。まだ、白鵬の勝ちっぷりの方が格段に上。とりこぼす可能性がある。そうなってくれないかなと」と笑った。
加藤浩次は、「これで優勝したら、やくさん、坊主ですかね?」
テリー伊藤もあっさり、「そうでしょう」
加藤は、「稽古総見(白鵬に1勝6敗)はなんだったんでしょう?」
テリーは、「力出さなかったんじゃないか」とまた無責任なことをいう。あのとき朝青龍は本気で「ちくしょう」「弱い」と歯ぎしりしていた。
「ただ、今日の日馬富士戦は面白い。日馬富士は(全勝相手だから)プレッシャーがない」
三船美佳が、「どうかな、から始まってるから、ここまでやるとドラマみたい」
加藤は「本人にしたら、してやったりでしょうね」
「してやったりは、相撲協会ですよ」と勝谷誠彦。「だれがホントに強いかよりも、この立場でこの勝ち方の方を。みんな見ますよ。いま大入りですからね」
テリーも「NHKもしてやったり。視聴率が5%くらい高いでしょう。10年ぶりくらいですから、すごいことですよ」
加藤も「これで勝ち進んだら、さらに高くなる」
「1回くらい負けた方が演出としてはいいかも」と勝谷。
テリーは、「勝ったあと、相手をきびしく見ているあれがまたいい」
加藤は、「この番組は朝青龍を応援してきてますから、ぜひ優勝してほしい」
テリーは「その頃、ちゃんこの店ができるでしょう。番組に出てもらいましょうよ」
いつも朝青龍にはきびしい勝谷は「その時は、わたし休ませてもらいます」(笑い)