崖の上の朝青龍 語った「目標」巡り深読み合戦

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   <テレビウォッチ>大相撲初場所が、1月11日の日曜日に初日を迎える。目下の焦点は、3場所連続休場中の横綱・朝青龍。出場しても成績次第では進退問題が浮上、休場すれば批判増大というがけっぷちの朝青龍を取り上げた。

鳥越:性格が…

   優勝22回は貴乃花と並ぶ歴代4位。あと2回優勝すれば北の湖と並ぶ歴代3位の大横綱なのだが……

   1月6日午後、明治神宮で行われた奉納土俵入り。これで見納めかも? と詰めかけた大観衆を前に、朝青龍は雲竜型の土俵入りを披露した。

   が、この日のインタビューで、「初日、土俵に立つ気は?」の問いに、朝青龍は「まだ分かりませんよ。左ひじがどこまで調子いいか……」と、依然として曖昧な答え。

   しかも、「もう大きな目標はないよ、あとは生きるだけ」との発言も。

   番組に生出演した相撲ジャーナリストの杉山邦雄は「この発言には驚きましたね。ゆるんでいるとしか言いようがない」と。

   もっとも、「ボクはちょっと見方が違うんです」とジャーナリストの鳥越俊太郎が言うのは「マスコミからバッシングを受けちょっと意地になっている。マスコミが求めるようなことを言わずに、あえて外して言っているのでは……。性格がネジ曲がっているのですよ」。

   そこで番組が、現役続行か? 引退か? 街ゆく人に緊急アンケート調査。「品格がない」「気力がなくなった」と引退を求める声が26票、「ヒール(悪役)だが、いたほうが面白い」と現役続行が24票だった。

   スタジオでは森永卓郎(獨協大教授)が「絶対引退です。品格がない」。作家の落合恵子は「巷で言われている『品格』がもう一つ分からない。もう少しヒールでいてほしいという気持ちです」

   杉山は「店を出すとかCM云々とか、半年近くも休場しているにもかかわらず、表に出るということは出場宣言したと受け止めています。出場する以上は、最後まで優勝争いに加わって欲しい」と。

   さらに杉山は「ただ、状況は厳しい3敗したらおしまい。序盤5日までがカギで、3連勝のあと2連敗する3勝2敗で終わったら微妙ですね」。

   横綱審議委員の稽古総見が今日(7日)行われるが、「そこでだいたい様子が分かる」(杉山)という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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