<テレビウォッチ>オープニングトークの話題はブランド品。まず、創業250年の陶磁器メーカー、ウェッジウッドの破綻を伝える。英王室御用達で、「女王の陶器」とも呼ばれており、世界的に知られたブランドだ。
笠井信輔によると、結婚式の引き出物にしばしば使われるという。日米英で特に人気があったそうだが、中国製品などに押されて売り上げが落ち込み、金融危機がダメ押しになったらしい。負債総額は500億円超とのこと。
小倉智昭は、リーマンブラザース破綻やビッグスリーのピンチ報道には無頓着でも、ウェッジウッド倒産には「えっ? うちにもあるわよ」と思った奥様方が多いのではないか、と話した。
最近はアクセサリー品も手掛けていたようで、たまたま同社製のネックレスとピアスを着けてきていたコメンテーターの前田典子は、「このニュースには驚きました」と言う。
合わせて紹介されたのは「ブランドは借りるもの」という産経新聞の記事。たとえば実際に買うと58万円するエルメスのケリーバッグを、1週間2万円ほどで借りるのだという。小倉は「それくらいのバッグなら買えますでしょう」と語るが、レンタルにしてもかなり高い気がする。
竹田圭吾は「ブランドレンタルって、ちょっと理解できない。買って所有して自分のアイデンティティになるものがブランドでしょう」と指摘した。
締めは笠井信輔。「ウェッジウッドを引き出物にするかどうか悩んでいる方がいるかもしれませんが、解約しないほうがいいと思います。ニュースなものが喜ばれるんです。有難味が増しますから」と語った。