タレントの大谷允保(おおたに・みつほ)が2009年1月1日のブログで、所属事務所を離れることを発表した。大谷は新年の挨拶(あいさつ)を終えると、次のように報告した。
「大谷みつほと大谷允保で、11年間お世話になったサンミュージックを2008年をもって去りました」
「振り返れば色んなことがあります。
高校の三者面談とか、親これないから工藤さんだしねー(笑)」
ブログによれば、退社ギリギリまで仕事をしていたという大谷。あまり実感がないというものの、15歳からはじめた芸能活動は11年が過ぎた。マネージャーの工藤氏とのコンビも11年になるそうだ。
「サンミュージックの大谷允保はオシマイです」という微妙な表現もあるが、事務所退社は「私が前向きに考えた結果です」という。そして、第一幕を閉じるんです、とも。
ただ、応援してきた多くのファンへの感謝の言葉は、
「本当に。本当に。どうも有り難う。私はみなさんがいたから生きてこれました」
とやや大げさで、最後は、
「これで一生みなさんと、サヨナラかと言われたら。
そうではない事を覚えておいて下さい」
と締めくくっている。