<テレビウォッチ>まあ、今(2008)年の回顧はもういい、というわけか、最後の「スッキリ!」は来年をどうみるかコメンテーターの声を並べた。まずはビデオで。
江田けんじは、「ほぼ100%、民主党中心の政権に移る」と政権交代の読み。「自民党の政治が終わり、政治家と官僚のもたれあいに終止符。利権既得権益、天下りが一掃される。国民に税金が戻ってくる」
さかもと未明は、「日本分割統治」を提案。「JP西日本」と「JP東日本」に分けて、どっちが短期間で黒字にできるか競争させる、のだという。これで「本当に力のある政治家がわかる」と。「国会議員に県を担当させる」というあたりはちと怪しいが、地方があつまって国がある、というのは正しい。
宮崎哲弥は、「モノは売れず、値段が下がる。給料も下がる。デフレ。100円ショップが50円ショップになるかもしれない」。荻原博子も、「お金を増やすと考えないで、守る年」
二宮清純は、「スポーツ界の救世主は石川遼君。不景気でスポーツから撤退する企業が出ている。これを食い止める」。そして「3月のWBCでしょう。2連覇は容易じゃない。ドミニカやアメリカのメンバーを見ると、メジャーの一線級がそろってる。年俸総額では日本よりはるかに高い。(連覇は)50%かな、いや30%?」
テリー伊藤はこれに、「あの人はウソをついてます。100%日本が勝ちます」(爆笑)
「ピッチャーが4人います。勝てます。米はWBCをなめてます。ワールドシリーズの方が上だと思ってる。出てこないんです。ホントにあいつらふざけてる」。
「そうかぁ」と加藤浩次。「だから、むちゃくちゃに勝たないと、メジャーは本気にならない。WBCをオールスターだと思ってる。ダメ!」
経済の話に戻って、宮崎は、「デフレがスパイラルになるといけない。これを食い止めるのは政治の力しかない。お金を市中にどんどん出していくしかない」
勝谷誠彦が「高橋是清がやったこと」
テリーは、「新しい金儲けですよ」と、急に話が見えなくなる。
勝谷が「20兆円くらい刷って、ソーラーパネルを作る。借金だけど、将来原油を買わなくてよくなる」。まあ、言いたい放題だ。
ここで南原清隆が、「世界にグータッチ」というパネルをだして、「原監督のやりかたですと」。いろいろいうのだが、結局は自身の舞台「現代狂言III」をPR。コントと狂言がコラボ? というので1月29日から。ちょっと演じて見せたりして、盛り上がり。最後は映画「その日のまえに」もちゃっかりPRしていた。
何でもありの最終回。何をやってもつながるというのも、すごい。