タレントのラサール石井が2008年12月21日のブログで、同日放映された「M-1グランプリ2008」の審査を独自に繰り広げている。
石井といえばこれまで、1~5、7回大会では審査員をつとめている。今回は審査員に選ばれず、自宅で視聴、審査してみたそうだ。ちなみに、今回出演しなかった理由には、こんな事情もある。
「なんかうちのリーダー(渡辺正行のこと)が出るときは私が出ないみたいな、てかリーダーのスケジュールがないときに、私が呼ばれるみたいな、そんなことになってるみたいです」
で、ブログには自宅で審査した、独自の評価がつづられている。石井はまず、今年の顔ぶれについて「完全に世代交代してきてますね」と評価する。最終決戦に進出した3組(=NON STYLE、オードリー、ナイツ)の中では、オードリーがよかったという。寸評は次の通り。
「よかった。
小ネタも半端なく入っていた。
ツッコミの落ち着きがすべて。
私の得点も最高点であった」
決勝戦を見終えた石井はやはり、オードリーに一票と決定。しかし、結果は、島田紳助、松本人志ら5人が投票した「NON STYLE」が激戦を制した。
「またしてもはずしましたが、どうも松ちゃんや紳助さんとはどこか好みがちがうんですな。
でも、カウスさんと大竹さんとはいつも一緒なんだよなあ」
もっとも、最終決戦の3組はいずれも遜色なく面白かった、とのこと。「ほんとにうまくて面白かった」。そして、「NON STYLEの涙には感動しました。やっぱりM-1はいいですね」と締めくくっている。