<テレビウォッチ>テレビ紙芝居「めくり斬り」。きょうは国語のお勉強、といってもお医者さんが使う言葉に、国立国語研究所が「もっとわかりやすく」と提言を出した、というお話。
確かに病院で、病状を聞いてもわからないことが多い。同研究所によると、国民の8割以上が、「医者の言葉が理解できない」「わかりやすく言い換えたり、説明を加えて」といっているそうだそこで「病院の言葉」委員会をつくって、言葉を洗い出した。
◆さて、第1問は、「頓服(とんぷく)」。言葉を知っている人82.6%、正しい意味を理解していた人46.9%(ホントかね?)。「すごい」とみのもんた。で、スタジオの与良正男と宮内正英にテスト。
正しい答えはどれ? (1)痛み止め(2)解熱剤のこと(3)包装紙にくるんだ薬のこと。与良と宮内は、「3番でしょ」。
みのが目隠しを順にとっていく。(1)× (2)× で、(3)もまた×。「あれ?」と2人。(笑い)
みのは、「子どものころ、なにかあると、おじいちゃん、おばあちゃんは、『トンプク飲んどきな』といってた。これがヒント」
正しい答えは、「決まった時間でなく、症状に合わせて必要なときに飲むこと」
「頭いたいよ、トンプク飲め。お腹いたいよ、トンプク飲め、だった」
◆続いては、「ショック」。言葉を知っている94.4%、医療現場での正しい意味を理解43.4%。
また3択だ。(1)急な刺激(2)びっくりすること(3)ひどく悲しんだり落ち込むこと。「答えるのやめよう」と与良。案の定、3つとも×。で、正しくは「血液の循環がうまくいかず、脳や臓器が酸素不足となる危険な状態」なのだそうだ。ホントに43%が知ってたのか?
みのは「われわれ簡単に使いますよね、鏡見てショック、財布を見てショック、店に入ってちいママ見てショック」(笑い)
最後にもう1つ取り上げた後、同研究所は病院の先生に、「わかりやすく伝える工夫」「誤解されないように明確な説明」を求めています、というのを受けてみのもんた。
「わたしも『朝ズバッ!』をご覧のみなさまに、同じことを心がけております。要するに『妻に誤解されないよう明確な説明』を」と締めて「ワハハ」、イヨーッ、チョン。
提言にはまだまだ沢山の言葉があるのを、3つだけでくくっちゃうテレビって、ホントいい神経してる。