逮捕の無職四男は「やさしい子だった」 茨城の薬物死 

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   <テレビウォッチ> 茨城・常陸大宮市で起きた、薬物中毒を疑わせる「謎めいた『事件』」に一応の決着がついた。10月12日、飲食店経営者(74)宅で、母(95)が死亡、妻(65)と姪(33)が一時、重体、四男(24)が体調不良で入院したものだが、四男が逮捕されたのである。容疑は傷害致死と傷害。

どうしようと思ったのだろう

   当夜、大阪から遊びに来ていた姪とともに月見の宴を開いた一家(主人は帰宅が遅く不在)は、団子、煮もの、茶碗蒸しなどを食べた。茶碗蒸しをつくった四男が、その中にトリアゾラムという催眠鎮静剤を大量に混入した疑いをもたれている。

   亡くなった女性の胃の内容物や、重体に陥った2人の尿からトリアゾラムの成分が検出されたという。親戚の人の話では、四男は食欲不振を訴え、定期的に病院の医師からトリアゾラムを処方してもらっていたそうだ。

   高村智庸リポーターによると、四男は「茶碗蒸しに薬を入れたと思うがよく覚えていない」と供述、動機についてはハッキリ話していないらしい。

   山口一臣は「(祖母が死んでしまって)本人がいちばん驚いているのではないか。眠らせてどうしようと思ったのだろう」と語る。

   村田晃嗣も「今のところ殺意の有無が分からない」と言い、大谷昭宏は「殺意がとれないから傷害致死なのだろう」と受け、「何か面白くないことがあって、エイと入れてしまった可能性が高い気がする」と続けた。どうやら「薬の入れ過ぎ」説のようだ。

   親戚の人も「やさしい子だった」と話す無職の男に、うかがい知れない「心の闇」はなかったのだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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