「『選挙出ない』は失言、撤回します」? 中山前大臣の新動向

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   <テレビウォッチ> 暴言3連発の責任を取って、2週間前「政治の世界から身を引きます」と表明した中山成彬・前国土交通大臣が態度を一変、今度の総選挙に立候補すると言いだした。あきれた代議士の発言に、スタジオ陣からは当然のように批判の嵐――

   赤江珠緒「何なんでしょうね。忙しすぎますね」

   木場弘子「万が一、出ることになれば、自分自身がごね得になってしまう」

   村田晃嗣「宮崎1区だけでなく全国レベルに悪影響が出る。総選挙が迫る中で自民党には打撃だ」

   大谷昭宏「『戦後教育が悪かった。日教組が悪かったんだ』と言っていたけど、あなたはどういう教育を受けたのかと聞いてみたい」

   山口一臣「ここまで唯我独尊だと、かえって感心しちゃう。自分の迷惑が見えない典型だ」

   大谷「これくらい思いつくままに生きられたらいい」(哄笑)

   番組によると、自民党の幹部は「真意を聞かなければ公認するかわからない」と言っているとのことだが、これもまたKY。そういう段階の話ではあるまい。

   一方、前国交相の引退宣言を受けて総選挙候補者公募に踏み切り、すでに締切りを終えて選考を進めている宮崎県連は、今さらの翻意に「意味がわからん。もし出るというなら党本部に除名を申請する」と激怒しているらしい。こっちの方がよほどまともだ。

   結局、今日(10月17日)になって、またしても不出馬を決意したと報じられた。まったく人騒がせな困った前大臣である。

文   アレマ
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