ストーカー被害 「最悪の事態を想定して」

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   <テレビウォッチ>ストーカー殺人もあとを絶たない。井口成人リポーターが報告したのは岡山市で起きた事件。被害者は24才、可憐な顔立ちの女性。容疑者も同じ年、身長180センチ、がっちりした体格の元キックボクサー。

ほとんどやってくれる

   事件が露見したきっかけは、男からの「殺してしまった」という電話。受けた警察がホテルに駆けつけ、カッターで手首を切り自殺を図っていた男を発見、病院に搬送。2日後の9月29日、新岡山港に女性の遺体が浮かび上がる。男は退院後の昨日(10月8日)、殺人容疑で逮捕された。

   2人が知り合ったのは1年前、趣味である車を通じて。アメリカの若者たちに人気のピックアップトラックという車を2人とも所有しており、岡山市のイベントで出会ったようだ。被害者の友人は、「交際はなかった……困っていると聞いた」と言う。

   かわいい女性に男は一方的に好意をもったらしい。携帯への頻繁なメール、つきまといが始まり、走行中の女性の車のすぐ後ろに男の車がくっついていたこともあったという。そして、9月26日夜、1人で映画を観に出かけたところを狙われ、頭などを殴る暴行を受け、海中に突き落とされた、と見られている。

   井口によると、ストーカー行為が激しくなった9月中旬、女性は警察へ1度は相談の電話を入れたが、男の目を恐れてか、直接は行かなかったという。

   鳥越俊太郎は「ストーカー規制法で、今はほとんどの警察はやってくれる。被害者は逡巡したと思うが相談に行けばよかった」と残念がる。

   白石真澄は「若い人たちの話を聞くと、恋人間DV、ストーカーまがいが増えていて、悩んでいる人がとても多い。最悪の事態を想定して、親に相談するとか、友だちと一緒に闘うとか、ありとあらゆる手を打ってほしい」と語る。

   容疑者は「頭の中が黄色くなって分からなくなった」と供述しているという。血が上ったということだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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