<テレビウォッチ>笠井信輔アナが「新たなねんきん問題です」と、報じた中身にスタジオの皆が「エ―ッ」と仰天かつ半信半疑に……
実は、不祥事多発の年金問題とは全く異なり、アメーバ運動する粘液状の下等菌類の『粘菌』のこと。
北海道大学で細胞機能素子分野を研究している中垣俊之教授が、『粘菌』自らが「迷路」を解き、最短距離の出口を見つける驚異の能力を持っていることを発見した。
中垣教授は、ユニークさあふれる研究成果に贈られる、今年のイグノーベル賞に内定。日本時間の今日(10月3日)、ニューヨークで授賞式が行われる。
で、『粘菌』がどのようにして迷路を解くのか、難しいなぞ解きはさておいて、番組では、実験容器に迷路を作り入口に『粘菌』を置くと、最短距離で出口に到達する画像を紹介。スタジオに「へ~」の声が上がった。
では、この研究を何に応用するのか? 笠井アナの「今、研究しているのは、交通渋滞の抜け道を解くカーナビへの転用です」に、今度は「エ~ッ?」。
小倉キャスターは「カーナビの中に粘菌を放していくわけ??」と半信半疑。
はたして『粘菌』がドライバー最大の課題である渋滞解消に貢献してくれるかどうか……
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト