<テレビウォッチ>血液型ごとに4冊出版されている「○型自分の説明書」という書籍群が、ベストセラーランキングの上位を独占している――という話を、司会の小倉智昭は仏頂面で聞いていた。まあ、この番組の「血液型選手権」などに対する、日頃のオグラな態度からすれば、予想できることではある。
プレゼンターの笠井信輔アナが本からB型(オグラの血液型である)の性格についての抜粋を読み上げ、怒りの火に油を注ぐ。「『自分論がめじろおし』。これは当たってるじゃないですか」
「当たってねーよ」「関係ねーよ」と、まるでテレビドラマで警察の取り調べられてるチンピラのように答えるオグラだったが、しまいには机を叩かんばかりに激昂して吠えた。「(性格を)四つになんて分類できるわけないじゃん!」
まあ、それはBPOあたりも言ってることだが、なぜかオグラは返す刀で番組のコーナーにも斬りつけた。「『血液型選手権』やってるのもおかしいんですよ!」
「番組のコーナー否定ですか!?」と驚いて見せる佐々木恭子アナ。笠井は「アレ、『自分論がめじろおし』してませんか。ワタシはしてると思うな。以上です」と一方的に締めに入る。
この頃、どーでもいいことだが、とくダネ!(オグラ)家内の人間関係が妙に気になるところではある。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト