<テレビウォッチ>日本テレビの「ビートたけしの独裁国家で何が悪い!?」の第2弾。ベラルーシのルカシェンコ大統領やベネズエラのチャペス大統領、ボリビアのモラレス大統領たちを取り上げた。
「独裁国家」方式 日本が学べる点キューバが食料自給率を40%から70%へ上げた話もしていた。空いた土地を農園にし、建物の屋上でも栽培していた。カロリーベースで40%程度の日本も見習うべきところがあるかもしれない。
リーダーに求められる資質について、たけしが鳩山兄弟と対談した。民主党の由紀夫・幹事長と、麻生総裁の選対本部長を務めた邦夫・現総務相だ。基本的にはたけしが2人をおちょくってるように見えた。自信と信念が大切だ、という話もでた。確かに日本の政治家には欠落しているものだ。話はそれるけど、対談の際にたけしが、自分は憲法擁護派ですけど、と言っていたのは立派だった。
テレビには、番組が当たる3要素の「おも・ため・とく」の法則がある。面白い、ためになる、得した、の3つだ。今回の番組は、この3つがそろっていたと思う。
独裁国家は毛嫌いされる対象だけど、学ぶべきところもあるのでは、という問題提起は面白い。彼らも反乱を起こされないようそれなりの配慮をしている場合もある。スタッフが現地へ赴き取材していることも説得力を増している。勿論独裁が抱える問題は厳然とあるわけだが、まずは食料自給率向上策を学ぶというのはどうだろうか。
とりあえず 野菜を作ろう ベランダで