農水省の「検査」何だったのか 汚染米問題

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   <テレビウォッチ>ゲストコメンテーターの椿姫彩菜(女子大生モデル)が「ついに毒性のものまでが……」と嘆いた。

   大阪の米加工販売会社、三笠フーズが、農林水産省から仕入れた工作ノリなど工業用に使用が限定されている事故米を、食用に転売していたのだ。この事故米には中国製冷凍ギョーザに混入されていたメタミドホスと、「地球上に存在する化学物質の中で最も発がん性が高い」アフラトキシンB1が入っていたという。

   専門家によると、アフラトキシンB1は遺伝子を傷つけ、その傷ついた遺伝子の細胞が増えて行ってがんになるといい、「食べた人はなすすべがない。人間に食べさせるのは犯罪です」。農水省は会見を開き、関係団体に自主回収を要請した、と発表した。

   三笠フーズの社長は「会社の経営が厳しくて、つい……九州工場の提案を受けて5、6年前から私が指示してやっていた」と語った。が、同社の顧問(前九州工場所長の父親)は、10年ほど前から転売していた、と話しているそうだ。

   番組によると、三笠フーズ分だけで、メタミドホスに汚染された4トンが焼酎などの原料として、アフラトキシンB1に汚染された295トンがせんべいなどの食用に転売されたらしい。三笠フーズ以外の16社も農水省から事故米を購入しており、食用転売量は増えるかもしれないという。

   テリー伊藤が夏休みのため張り切る勝谷誠彦が「農水省は先ず『われわれの検査が足りませんでした』と謝らなきゃダメ。あらゆる食品業界で問題があると思ったほうがいい。肉、赤福、白い恋人……全部、チェックしていれば防げたはず。司法警察権を持った食品Gメンをつくって、定期的に立ち入り検査しないと安心してものが食べられない」と、長広舌をふるった。

文   アレマ
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