<テレビウォッチ>8月27日発売の森山直太朗(32)の新曲「生きてることが辛いなら」の歌詞をめぐって余計なお世話--いや、賛否両論があって、一部コンビニでは店内放送は不可になったのだと。日刊スポーツが伝えた。
問題になったのは、冒頭の部分。
「生きてることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
三日と経てば元通り……」
この部分が過激ではないかというのだそうだ。しかし、テレビや有線放送では「問題ない」というのだから、よく分からない。しかし、あるコンビニは「不特定多数が短時間出入りするところだから」と、放送をとりやめた。
影響を受けるかどうかは、人それぞれ。また、受けたからといって、コンビニに尻がもちこまれる(問題を持ち込み解決を迫られる)ものでもあるまい。「触らぬ神に」のマニュアル・シンドロームである。まあ、猿智恵に近い。
この歌詞は、御徒町凧、曲が森山直太朗。歌詞の最後のところでは、嫌になるまで生きることや死んでしまう「喜び」をとっておくことを勧め、激励する内容となっている。
案の定、室井佑月が猛然とかみついた。
「絶対おかしいよ、こんなこと。生きるとか死ぬとかは大きなテーマでどんな歌にだって出てくるんだから。こんなことやってると、夢とか希望しか出てこない変な歌詞の歌ばかりになっちゃうよ。気持ち悪い」
まったくだ。室井はおかしな子だけど、そのアンテナの指向性はなかなか。スタジオも一斉にうなずいていたが、時間の関係か、だれも口をはさまもうとしなかった。
文
ヤンヤン