<テレビウォッチ>誕生40年になる「ウルトラマン」。検定ブームにのって、日曜日(7月27日)に検定試験が行われ、全国から1900人が名乗りをあげた。笠井信輔が、「わたしも行ってきました」
東京・杉並区の小学2年生が、父親(36)と一緒に「受験勉強」する様子をカメラが追う。父は2級を、息子は3級を受験する。家の中は、ウルトラマンのフィギュアでいっぱいだ。「勉強が好きじゃないんで、これなら」というのが、父親のねらいというのだが。
さて、どの程度のレベルかというと、ウルトラマンダイナとして映画に出演しているつるの剛士に、検定HPに出ている問題を出したところ、見事はずれ。「これはウルトラマンダイナじゃなくて台無しですね」
東京・葛飾区の検定会場には、6歳から76歳までが続々。あの杉並区の親子も、また「自他ともに認めるウルトラ好き」という笠井も受験した。80問を70分勝負。
笠井によると、出題内容は3級でも相当にマニアックで、着ぐるみ、監督や脚本家に関するものまであって、リアルタイムに観ていた世代にも難問ばかり。終わって試験場を出てきた小学2年くんは、悔し涙をぽろり。
笠井は、「親子で会話ができるというのは、なかなかない文化であるな」という。で、問題例をスタジオで聞いた。
Q:ウルトラの母は地球にいるとき何の姿になっていますか?
(1)小学校の教諭 (2)緑のおばさん (3)幼稚園の先生 (4)ピアノの教師
Q:ハヤタ隊員が変身する時に使うアイテムは?
(1)ベーターカプセル (2)ウルトラアイ (3)スパイダーショット (4)ウルトラブレスレット
正解は、(2)と(1)
小倉智昭は、「ウルトラマンを一度も見たことがないので、拒否」と前世代宣言。
竹田圭吾は、みんなが「札の出し方が早い」と驚くほど。これはウルトラマン世代だ。
笠井は、「時代ですね。緑のおばさんといっても、うちの子らはわからなかった」
小倉は「よく覚えてるね」
佐々木恭子は、「子どものころのことは覚えてるもんですよ」
竹田も、「緑のおばさんと、すぐ思い出した」(笑い)
で、肝心の笠井の受験結果(正解)は、3級が58、2級が35(ともに80問中)で、3級の方は、ことによると通るかどうか、という結果だった。
小倉以上に前々世代としては、コメントもできず。なにしろ、ラジオなんだから……