<テレビウォッチ>「ちょっとがっくりきちゃったんですが、タレントの山本モナさん、当分活動を自粛することになりました。なんでこうなったのか」と、小倉智昭。
すでにきのうのスポーツ紙、テレビが一斉に伝えていた、巨人の二岡智宏選手(32)との不倫騒動。「とくダネ」はパスだった。茫然自失だったのかもしれない。
話はこうだ。7月6日深夜、新宿の店で二岡らと飲んで、午前4時半すぎ、山本は二岡と2人で五反田のラブホテルへはいった。フジに痛いのは、これがスタートしたばかりの報道番組「サキヨミ」の、それも初回を終えた直後だったこと。そりゃぁがっくりだわな。
本人は、ホテルに入った事実は認めているが、「飲み直そうといわれ、路上でもめるのは目立つのでホテルに入った。飲んだだけでなにもしていない」。二岡も「軽率だった」と。
しかし、所属事務所は「軽率な行動が、スポンサーをはじめ関係者にご迷惑をかけた。当分出演を見合わせ、本人は謹慎」とした。
小倉は、「何もなかったと言えば言うほど、そんなことないだろうと思われる」ときびしい。
そもそも、過去にいろいろあった山本の起用自体が話題だった。
小倉は、「自分自身へのリベンジでもあったのに」といいながら「徹夜でかんばっていたスタッフにはショックですよ」と、目はそちらに向く。
が、一方で「サルコジ大統領だって、クリントンさんだって辞めなかった。日本はちょっと違うのかしら」ともいう。
諸星裕は、「求められる倫理観は人によって違うが、この人はわれわれの目には芸能人。報道キャスターとしては違和感がある。だから、そんなに騒ぐことじゃないんじゃないか」。しかし「二岡は別」という。「けがをして二軍で調整中。プロ野球選手としての責任感に欠けていた」
佐々木恭子は、「注目されていた番組でしたしねぇ」と、これは局アナとしての気持ちか。
小倉は、「仕事ではさわやかだし、面白い子。だけど、楽しくなっちゃってすっ飛んじゃうようなところがあるのかもしれない」
友近は、「残念ですけど、性欲の強い女性というのは、男によってエネルギーを保つようなところがある」「そりゃ男でもそうですよ」(小倉)
「断つのは難しいでしょうね」と友近は断定した。
小倉は「才能のある人が自滅しちゃったのは、もったいない」といったが、「番組のスタッフにかけた迷惑だけは、きちんとわきまえないといけない」。小倉の土曜日の番組担当だったプロデューサーが、「サキヨミ」に移っていたのだと。「プロデューサー、泣いてますよ」
不倫にはTPOがある。また、相手も慎重に選ばないといけない。