<テレビウォッチ>NHKのBS2で「ザ・ベストテレビ」をを見た。ギャラクシー賞という放送批評懇談会が主催する賞を受けた番組を民放を含めて紹介するという新しい試みだ。
同賞のテレビ部門大賞だった「裁判長のお弁当」(東海テレビ放送)は、普段カメラが入ることがない裁判官たちの日常に迫っていた。
紹介された裁判官たちは残業が多く22時ごろまで働いているようで、お弁当を2つ、つまり夜の分まで持ってきていた。これが案外かわいくて、おいなりさんだったりサンドイッチだったりした。
おかしかったのは、テレビ撮影の情報が奥さんに伝わったのか、日が経つとお弁当が立派になっていたことだ。
仕事の方は大変そうで、次々と新しい案件が入ってくるし、転勤は多い。おまけに外部の人との接触は思うに任せないようで、ストレスの多そうな環境だった。
いずれにせよ、あまり知ることができない裁判官たちの姿にカメラで迫った点でお手柄だと言っていいだろう。
日に2食 かわいい弁当の 裁判官
*<編集部注>*
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