牛肉偽装で問われる「業界モラルの等級」(今週のワイドショー通信簿)

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   岐阜県の食肉卸売会社「丸明」に農林水産省などの立ち入り調査が入った。牛肉の等級が規格外のものを「飛騨牛」と偽って販売した疑いが浮上したためで、調査が始まったのは、2008年6月23日だ。

   通信簿記事では、「社長『私はやってない』 牛肉偽装巡る『学習能力』」(スッキリ、6月23日)、「従業員カメラの前の『反乱』~」(スーパーモーニング、6月23日)、「~みの『消費者、甘く見られているのでは』」(朝ズバ、6月24日)、「『知ってたら食えない』肉混ぜた~」(とくダネ、6月25日)などが取り上げた。

   このうち、朝ズバ通信簿では、司会のみのもんたが「消費者が甘く見られているんじゃないですか」などと指摘したことを紹介した。

   週後半には、ウナギの産地偽装ニュースも流れた。通信簿記事でも「ウナギ産地『つかみ所ない』話~」(とくダネ、6月26日)などが伝えた。

   牛肉の肉質は、最上5等級から1等級(歩留等級は3段階)に格付けされている。相次ぐ食品偽装に、食品を扱う店・会社の「モラル等級」付けも必要ではと感じられた。しかし、例えそのような等級ができても、やっぱりその新等級が「偽装」されそうな気もする。

(テレビウォッチ編集部)

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