築地を襲う「モンスター」外国人

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   <テレビウォッチ>モンスターシリーズ、今朝(6月24日)取り上げたのは『モンスター外国人観光客』。

文化の違いと思う

   現役の通訳案内士の証言をもとに「わがまま放題、常識破りのモンスター急増」(番組ナレーション)ぶりを紹介したのだが……。

   証言したのは飯塚眞美子・通訳案内士。それによると……

   その1:最近は、外国人観光客の間で温泉が人気。ただ、迎える側の温泉地では英語や中国語などの表示がまだ不徹底。そのために水着やタオルを巻いて湯船に入る外国人やボディーソープを湯船に入れ、泡だらけにして入る外国人が。

   その2:旅館和室に部屋をとったものの、座るのが苦手な外人。食事時になって和室にダイニングテーブルを持ってくるよう要求。

   その3:有名な日本の祭りを取材にきた海外のテレビクルー。紅白の幕を見て興奮したまではいいのだが、たまたま黒白の幕を見て祭りと勘違い。「オー祭り!」と葬式場に闖(ちん)入したクルー。

   その4:最近は築地魚市場を訪れる外人が多いのだが、セリの最中に強引に写真を撮ったり、魚を直接手で触ったりする外国人が多いという。

   いずれも、わがまま放題、常識破りといってしまっては大げさ、たわいのないものばかりだ。

   証言者も「外国旅行者は、ガイドを使わず、個人で自由に訪日され、生活習慣、文化、日本語をご存じないで歩いている。偶発的に問題が起こることが多い」と。

   ではどうすればいいか?「ガイドがついていれば、問題は一切ありません」と、ぬかりなく宣伝を。

   司会の加藤は「マナーが悪いというよりも文化の違いと思う」と、自ら大げさぶりを修正していた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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