「ファッション感覚で妊娠が流行」。これだけなら、「少子化」に憂える日本では大歓迎だろうが、アメリカの話。しかも16歳以下の女子高生とあってご当地のメディアでも批判が……
明るみに出たのは、マサチューセッツ州グロスリー高校でのこと。
NBCのヘッドラインニュースなどが伝えたところによると、最近、保健室を訪れ妊娠検査をする女生徒が増加。調べた結果、16歳以下の17人の生徒が妊娠していた。
彼女たちはグループで、集まった際に「1年以内に一緒に赤ちゃんを産んで育てよう」と約束を交わしていたのだという。
彼女たちが選んだ相手の男性は、同級生か20歳代の男性。中には24歳のホームレスの男性もいたという。
妊娠と分ると友人とハイタッチ、妊娠していないと分った女生徒はがっかりした様子だったという。
16歳以下の子供が集団妊娠に走った背景は、いったい何なのか?『スッキリ!!』の米特派員によると、「今、アメリカ全体で 流行っているのが10代の妊娠だ」という。
きっかけは、ブリトニー・スピアーズの妹のジェイミー・リン・スピアーズが昨2007年に妊娠し、今月17歳で子供を産んだこと。さらに16歳の少女が妊娠・出産、生まれた子供を養子に出す『JUNO』というコメディー映画が大ヒットしたこと。
アメリカのメディアは、「妊娠をピアスやタトゥーと同じファッション感覚と思っているが、ハリウッドスターではないので、彼女たちには厳しい将来が待っている」と報じているという。
そこで登場したのが、やはり16歳で24歳年上の高橋ジョージと結婚した三船美佳、「大切に育ててあげれば誰も文句は言えないし、いいと思う。でも、それができなかったら……」と、現在1児の母として溺愛中の三船の当然のコメント。