医者「忙しい」は免罪符になるか 「点滴作り置き」1人死亡

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   <テレビウォッチ>三重県伊賀市の診療所で点滴を受けた患者多数が体調を崩し、1人が死亡した問題では、院長のモンスター級メタモルフォーゼ(変形、変質)が番組で大きな話題となった。「あまりに会見内容が違うんですよね」と赤江珠緒キャスター。

関係あるか、それが!

   一昨日(6月11日)、会見に臨んだ院長は、症状との因果関係が疑われる点滴の作り置きについて、自分は今まで知らなかったが、看護師が勝手にやっていたらしいと話した。余裕の態度で、ときに不敵な笑み(コメンテイターの大谷昭宏によれば『薄ら笑い』)を浮かべながら)。

   それが昨日は一転「涙の会見」に。院内で以前作り置きが常態化していた(のを知っていた)と認め、「すべて私の責任」と頭を下げたのだ。だが、それだけでは終わらず反撃に出た。

   曰く、同療所は患者が多く「野戦病院」状態。院長自身が早ければ朝6時から23時まで、昼ご飯も食べずに一生懸命働いている。

   続いて、点滴治療を「儲け主義」と書いた一部マスコミに矛先を向けた院長。その口からは必殺のメイ言が飛び出した。「じつは私の家にはお風呂がないんです。シャワーだけなんです」。そんな開業医のどこに儲けがあるんですか? 報道は事実無根ですよ、というわけだ。

   院長にとっては残念なことに、スパモニ出演陣の理解は得られなかった。「風呂がない!? 関係あるか、それが!」(大谷)

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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