13歳強姦容疑の元コーチ 「酔って妻と間違えた」は通用するか

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   またか、という事件である。名古屋市のスケートクラブに所属していたフィギュアスケートの男性元コーチ(56)が教え子の女子中学生(13)に乱暴し、強姦致傷の疑いで逮捕されたのだ。

余罪が出てくることもある

   ことし(2008年)4月、教え子は母、妹とともに元コーチの家に泊まり、1人で寝ていたところ、深夜、襲われた。元コーチの妻から、朝の練習に通うのは大変だから自宅に泊まるようにと勧められたという。

   元フィギュア選手の渡部絵美は、「スケートの練習は朝、早かったり、夜、遅かったりでコーチの家に寝泊りすることになる。複雑な気持ちだけれど、男性コーチと少女とはくっついて一人前になるというのは、どうしても歩まなければいけない道」と話す。

   調べに対して元コーチは当初、事実関係を認めていたが、途中から、「酒に酔って妻と間違えた」と供述を変えているそうだ。みのもんたは、「どうしてお母さんと違う部屋に寝たのか」と言うが、間取りの事情もあったのだろう。そういう問題ではなく、「言いわけが、妻に対して失礼」(高木美也子)と怒るほうがもっともだ。

   母親によると中学生は、元コーチと同年代の面影の似た人に会ったり、加齢臭を感じたりすると、その場で吐き出すことがあってどこにも連れて行けない状況だという。

   「余罪が出てくることもある」(みの)傾向が多いのも確かだ。それにしても、相手は13才である。「彼が死ぬまで、ずっと許さない」(母親)という気持ちは痛いほどわかる。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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