「詰め放題商法」が大人気だ。まず川崎市のスーパー十字屋商店は毎月恒例。生鮮食品を中心に15種類を専用の袋にいかに詰め込むかが、主婦のテクニックになる。
ズワイガニ300円、精肉4種類1000円、鮮魚300円、野菜6種類300円などなど。開店前からできた行列が、売場に殺到して大変なバトルになる。
精肉や鮮魚は、ビニール手袋をはめてぎゅうぎゅう詰め込むのだが、詰め方上手には、それなりのテクニックがある。同じ肉でも何をどう詰めたら沢山入るか。曲がったキュウリを利用してじょうごのような形をつくったり、レンコンの穴にまでそら豆を差し込んだりとか。これで、何千円も浮かすのだから、いやはや見事というしかない。
お次が、ブランドロイヤルの詰め放題。20万円以上お買いあげの人は、規定の紙袋に4―8万円のバッグを詰め放題。1人の女性がカメラの前で2点8万円分をゲットした。社長は「その時はマイナスでも、フィードバックがある」
厚木にある家具のアウトレット「メガマックス」で、不定期に行われるタオルの詰め放題。15×24cmのビニール袋で1000円だ。ここにも名人がいた。姉妹で手際よくものを選んで丸め、さらにタオルでくるむ。「詰め放題はチームワークが大事」
相澤英孝は、「ちょっとついていけないですね」とげんなり。
加藤浩次は、「オレやってみたいですけどね」
冨田リカは「けっこう楽しめると思いますよ」
葉山エレーヌは、「素材の特徴をしっかり理解して活用してますよね」と目を丸くしている。うん、主婦の素養あり。
テリー伊藤は、「タオルやってみたいですね。ハンドタオル大好きだから」
「いいサービスですよ」と加藤。