中国、聖火リレー続けてる場合か

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   「まずは四川省の大地震ですよね」とみのもんたが言う。3時間半の番組のどのコーナーも中国・四川大地震がトップニュース。古今東西、大災害時には日増しに政府の対応のまずさに批判が高まる傾向があり、今回もその例にもれない。

   なかでも、今日の高木美也子・日本大学教授は「自力」救出というメンツにこだわる中国政府の閉鎖的姿勢を厳しくとがめていた。

   「国のメンツよりも人命が重要。外国からの援助を受け入れてもらいたい」。そして言い忘れたというように付け加えた。「聖火リレーをずっと続けてるのもどうかと思うんですけどね」

   その後、番組が報じたところでは、中国国内にもそうした意見があり、批判や中止を求める「声」が「相次いで」いたという。ただし、この場合「声」とはすなわちネット掲示板上の書き込みであった。番組が紹介した例。「バカやろう! 聖火を語るどころじゃないだろう。人の命はオリンピックより重要じゃないの?」

   その是非は別にして、ネット上の「声」をもとにした、あるいはそれ自体を「騒動」として取り上げる『報道』が増えてるのはたしかだ。

文   ボンド柳生
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