ガソリン税上げ「強行」への反論 負け犬の遠吠えか

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   衆議院はきょう(4月30日)がヤマ。自民・公明の与党は、税制改正関連法案の再議決を行う予定だ。これでガソリン税の暫定税率が復活すると、早ければ明日(5月1日)から、25円の税のほかに原価上昇分5円が加わり、レギュラーで160円/リットル程度になると言われている。

なんで強行するんですか

   そこで、きのうからきょうにかけて、全国いたるところで駆け込み給油の車が長蛇の列。東京都内・環状8号線沿いのセルフスタンドでは、深夜まで本線の環8も大渋滞になっていた。また、中には売り切れで早々と店じまいのところも。「いつもの3倍の客だったから」

   この騒ぎに、衆院議員の江田けんじがかみついた。

   「暫定税率なくしても、ガソリンが安い、無駄な道路作れないで、国民には万々歳なんですよ。で、自治体は財政にアナがあくといってるけど、地方の道路整備事業費は11兆円ある。暫定税率の分は1.7兆円、15%にすぎない。無駄な道路をやめて談合を廃止すれば、いかようにでもできる。必要な道路は作れる」

   加藤浩次は「本当に大丈夫なんですか?」

   江田は「大丈夫。10年間で59兆円といってるでしょう。あれ、ちょっと前は64兆円といっていた。一瞬で5兆円下がる。秋には40兆円になってるかも」

   テリー伊藤が朝日新聞の記事を持ち出した。「高速道路用地2000キロのむだ」という。「用地買収は4車線でやっているけど、建設は2車線しか作ってない。こんなばかな話はない」

   もうひとつの記事。「地方の方が車依存度が高い。福井、富山、山形など一家に2台もってる。(ガソリン)値上がりでホントに困ってる」

   江田も「地方の維持費は月に30万円。東京の中野では8、9万円。実に3倍。だから、値下がりで地方の人ほど受益する」「なんで無駄な道路作るのか。道路建設が欲しい。道路じゃなくて。政治家には金が流れ、官僚は天下り、という構造がある」

   加藤は「それなのに、自民党はなんで強行するんですか」

   江田は「もうKYどころじゃない。衆院で3分の2をもっているんだから、強行採決には無力なんです。選挙で変えなくてはだめ」

   でも、その3分の2にしちゃったのも選挙だった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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