北京五輪の聖火がきょう(4月25日)早朝羽田に到着、バスで長野へ向かった。各社一斉にヘリを出して、首都高速を走るバスを追った。むろん日テレも追っているのだが、なぜか「スッキリ」はその映像を一切流さず。
聖火リレーがどんな形になるかは、きのうテリー伊藤がスタジオでシミュレーションして、大柄な警官に守られた状態では「聖火ランナーが全然見えない」と怒ったばかり。
そのせいか、現地長野からのVTRでは、聖火ランナーの1人萩本欽一がメーンで、「本当はハイタッチしながら走りたいよね」。また、走者の順番が最初の星野監督だけ決まっていることで、「いちばん不安なのは走る本人ですよね」。わきから浅香光代が「3番がいい。3が好きなの」。デーモン小暮『閣下』の姿もあった。
山岡三子が、リレーコースを点検した結果「危険個所がみつかった」という。ゴール間近の1か所が工事中で、道幅が3メートルくらいしかない。聖火ランナーを左右からガードする
100人もの警官が通れるのか……というわけだ。
ここでテリーが怒った。「客観的に見ることが大切。こんなことより、さっきちょっと出たガソリン税の方がはるかに大事ですよ。聖火なんてたいしたことじゃない。ヘリ出して中継するなんて日本だけですよ。もっと怒った方がいい」
山岡はまた、長野市長宛に「硫化水素をまく」という脅迫メールが来ているというスポーツ紙の記事を紹介した。
テリーは「注目してると愉快犯が出てくる」とにべもない。
八代英輝は「聖火リレーやる必要あるのかと思う。人も見えないし」
「スッキリ」はたしかに、テリーがいう「大切な話」が極端に少ない。それが、テリーのカラーでもあるのだろうが、さすがに切れたか。