例の「35歳を過ぎると羊水が腐っちゃう」発言で謹慎していた倖田來未が、先週土曜日から全国ツアーに入った。72日ぶりの活動再開は静岡から。
「くうちゃん」「おかえりー」の声援の中、冒頭「ご心配をおかけして申しわけありませんでした。みなさんと一緒に楽しい時間を持ちたいと思います。倖田來未がんばりまーす」と挨拶、6500人を前に22曲を熱唱した。
最後の曲「walk」を前のトークで、「いろんなこと考えさせられる時間でした。こうしてみなさんの笑顔、泣いている顔を見ると、わたしは歌手になりたかったんだなと改めて感じました」と涙ぐんだ。
そして「歩き続ける、歌い続けるー、辛い現実がそこに待ってても」と歌い終わって、「また歌えてしあわせです」
加藤浩次が、「勘違い発言からでしょう」と、まあものはいいようか。スタジオもみんな好意的だ。
勝谷誠彦は、「直後に対応すればよかったんだ。悪気があったわけじゃないんだから。バッシングの方が異常だった」
テリー伊藤は、「反省していたこの時間に成長したと思う。これまでと違う詩が書ける」
勝谷が「この人、興味なかったんだけど、一連の騒動を見ていてええヤツなんやなと思った」
会場のそとで、カメラが若い男性に聞いていた。
「チケットとれなかったんだけど、近くなので、音だけでもと来てみた。外で聞こえるだけでも大満足」。これが作業衣を着たお兄さんだった。
そう、たしかに彼女には人を惹きつける何かがあるようだ。ただの25歳ではない何かが。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト