北京五輪の聖火リレーは、突如として障害物走に変わってしまった。ロンドンに続き、パリでも、大規模な妨害行為が発生。トーチの火が消され、ついにはランナーがバスで移動することに。元バレーボールオリンピック選手の三屋裕子も「前代未聞」と驚く事態である。
チベット問題などで強権ぶりを遺憾なく発揮する中国政府に、「朝ズバッ!」のスタジオでもクレームが相次いだ。
「中国政府が対話の姿勢を示さないと――妨害はエスカレートするばかり」(与良正男・毎日新聞論説委員)
三谷のコメントはより直接的。「武力で押さえつけるとか、情報操作をするとかしないで、真摯な対応をするべきだ」
司会のみのもんたも「中国政府側もこのまま強引に進めるわけにもいかないでしょう」
これから聖火はアメリカ大陸・サンフランシスコに渡る予定。騒動の火の粉も一緒に飛びそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト