「不倫・脅迫メール校長」事件の続報。井口成人リポーターが、市川和夫容疑者(56)の父親の肉声を伝える。
「情けないです。ショックです。親を裏切ったというしかない」(父親)
小、中学時代の成績は優秀で、私立の大学院を出て商業高校の教員となった息子は、やがて幼なじみと結婚する。親よりも妻を選ぶかたちで婿養子になったのだ。妻の家で2人の子とともに暮らしていたが、眼と鼻の先にある実家とは絶縁状態だったという。
妻の家でも、義母と折り合いが悪く、妻をダシにして金をせびる婿を「教師にあるまじき人間だ」と、義母はなじっていたらしい。妻は妻で、「夫が教え子と浮気しているけど、合意なのか一方的なのか」と友人に悩みを打ち明け、自殺も考えていたという。
以上が井口報告のまとめである。
室井祐月「56才にもなってストーカーみたいなことをして、失うものを考えなかったのかしら。奥さんとお子さんがかわいそう」
森永卓郎「私も教員しているけど、教え子に手を出すのは絶対ダメ。成績とか進路とかを決めうる権力を握っていて対等ではないのだから。卒業したあとならまだしも」
大澤孝征「17,8才の生徒と関係をもつこと自体、きわめて犯罪的だ。欲望に狂った男としか見えない。教え子たちに対して、与えた影響をどう謝罪するのか、自分と向き合っている留置場で厳しく反省してほしい」
家庭での確執から逃れたくて妻以外の女性に走ったのか。挙げ句、「ヤクザの脅しまがいのこと」(井口)まで行った。与えたキズは計りしれない。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト